_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 地方公務員拾遺物語 【第82号】 〜仏滅奨励〜 2004/4/25 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ このメルマガのコンセプトは、「地方公務員の雑談」。 脚色しててもノンフィクション。 解釈は読者のみなさんに委ねます。 ■もくじ■ 【1】仏滅奨励 【2】解説 【3】編集後記 _______________________________________________________________________________ 【1】仏滅奨励 とある職員が結婚することになった。 親しい職員や、部署別の親睦会から、大安や友引の日、ご祝儀が届く。 しかし、唯一・・・ 人権課の職員 「結婚おめでとう。はい、ご祝儀」 結婚する職員 「ありがとうございます。でも・・・今日って仏滅ですよね」 人権課の職員 「仏滅に科学的根拠はない。ただの因習だ」 結婚する職員 「・・・はい?」 人権課の職員 「根拠のない迷信や因習を温存することは、あらゆる差別を温存・助長することにつながる」 結婚する職員 「・・・はぁ?」 人権課の職員 「差別の多くが、迷信や因習に関連している。大安だの仏滅だのにこだわることは、世間体に流されるということであり、自らの人権、そう、主体性を放棄し、差別を助長することにほかならないということだ」 結婚する職員 「・・・そんなもんですか」 人権課の職員 「故に、我々人権課では、仏滅のご祝儀を奨励している」 結婚する職員 「・・・いや、まぁ、理屈はわかりますが、それなら逆に、わざわざ仏滅を奨励しなくても、大安にこだわらないことを奨励すればいいんじゃないかと」 人権課の職員 「・・・・・」 結婚する職員 「・・・・・」 人権課の職員 「ご祝儀、いらんのか」 結婚する職員 「いえ。いります」 ______________________________________________________________________________ 【2】解説 世の中の人権関係団体や、行政機関のHPを検索すると、今回のネタのような理論が結構発見できます。 個人的には、 「そんな大げさな・・・」とか「どーでもいーじゃん」 ・・・という感じもしますが、基本的に、ご祝儀は「気持ち」だと思います。 受ける側が、気持ち良く受け取ってもらえるように渡すことができれば、それでいいのではないでしょうか。 迷信だろうが因習だろうが、受け取る側を不愉快にさせてしまっては、おめでとうという気持ちも伝わりませんしね。 おっと、そうそう。 ちなみに今回のネタ。 もらった側の職員に話を聞くと・・・ 「いや、まぁ、ご祝儀もらえるんだから、なんでもいいかと」 ・・・とのことでした。 ま、そんなもんですな(苦笑)。 ______________________________________________________________________________ 【3】編集後記 六曜(先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口)の原型は、鎌倉時代に中国から入ってきた干支の一種です。 現在の六曜は、江戸時代の中期に現在の形になり、一般に普及したといわれています。 その六曜のひとつ、仏滅は、お釈迦さまの入滅と関係していると言われています。 一応、少し調べてみましたが、結局、ホントかどうか、よくわかりませんでした。 残念。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ■このメールマガジンは、下記のシステムによって配信されています。 まぐまぐ http://www.mag2.com/ ■このメールマガジンは、受信者個人の責任においてお楽しみ下さい。 当メールにより生じる損害等について責任は負いません。 もちろん、行政訴訟・損害賠償等の証拠になるものではありません。 ■このメールマガジンの内容の無断転載を禁止します。 地方公務員拾遺物語 【第82号】 〜仏滅奨励〜 発行者:K.K. http://kkmmg.fc2web.com/ kk_mmg@yahoo.co.jp バックナンバーはこちら http://kkmmg.fc2web.com/ 登録・解除はこちらから http://www.mag2.com/m/0000098486.htm Copyright (C)KK 2002-2004 All Rights Reserved.
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