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地方公務員拾遺物語 【第79号】
   〜温情人事〜
                    2004/4/4

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このメルマガのコンセプトは、「地方公務員の雑談」。
これは、事実か虚偽か、フツーか特殊か。
すべて読者のご判断に委ねます。

■もくじ■
【1】温情人事

【2】解説

【3】編集後記

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【1】温情人事

とある公立の夜間大学。
次の講義の教室の場所がわからない新入生がひとり。
しかたがないので、学校の事務局で、聞くことにした・・・

新入生 「あのー。次の○○の講義。教室の場所がわからないんです」
事務員 「ああ。あの教室、わかりにくい場所にあるからねぇ。一緒に行くよ」
新入生 「ありがとうございます」

そして、教室。

新入生 「どうもありがとうございました」
事務員 「どういたしまして。さ、講義がはじまるよ」

二人はそろって着席。
どちらも教科書を取り出す。

新入生 「・・・???あのー、どうして、あなたが、教科書、取り出すんですか?」
事務員 「私、ここの職員だけど、学生でもあるんだな」
新入生 「は?」
事務員 「いやー、公務員に就職した時、(就職した自治体の経営する)公立大学の夜間部に通ってるって話したら、人事の人が気を利かせて、学校の事務局に配属してくれたんだよ」
新入生 「・・・・・」

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【2】解説

公立大学の事務員さん。
アフターファイブは、大学生・・・

いや、法的には問題ないんだけど・・・(苦笑)。

ホント温情人事ですね(笑)。

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【3】編集後記

夜間大学の学生。
社会人を中心に、昼間への編入を狙う仮面浪人、定年退職&リタイアしたご老人とか、子育ての終わった主婦などで構成される集団。
あと、第二次ベビーブーム世代の頃は、結構、フリーターが多かったりしたようだ。
余談だが、もちろん、既婚率も高い。

こんな、寄せ鍋のような夜間大学の学生たちだが、いろいろな理由で、昼間勉強したくても、それができなかった人間であることだけは、共通している。

それ故なのか?
昼間の大学生が語った話として、
「夜間の教室に入るのは、正直怖い。緊張感が全然違う」
・・・との意見をよく耳にする。

大学を純粋に学問の場として利用している人間と、社会へのステップにしている人間の違いなのだろうか?
学問するだけが大学じゃないけど、その意見は、ちょっと情けない気もする。

がんばれ日本の大学生。


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地方公務員拾遺物語 【第79号】 〜温情人事〜
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