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地方公務員拾遺物語 【第61号】
   〜最後の1人〜
                    2003/11/30

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このメルマガのコンセプトは、「地方公務員の雑談」。
でも、たまには、違うネタもある。
内容の解釈は、すべて読者のご判断に委ねます。

■もくじ■
【1】最後の1人

【2】解説

【3】編集後記

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【1】最後の1人

国会議事堂の中央ホール。
その四隅には、4つの台座がある。
そこに鎮座するのは国会開設の功労者たちの銅像。

自由民権運動の旗手・板垣退助。
憲政史上初の政党内閣の首班・大隈重信。
そして、初代内閣総理大臣・伊藤博文。

あれ?
1人分足りない。
どうして?

団体さんの国会議事堂見学の時、必ずあいさつに出てくる、地元選出の国会議員の秘書さんに、聞いてみた。

秘書 「1人足りないのには、いくつかの説がありますが、当時、ふさわしい人物がいなかったので、将来、この場所にふさわしい人が現れた時のために空けてあるという説が有力です。
ちなみに、予定としては、将来、ウチの先生の像が立つ予定なんですけどね」

見学客 「(一同爆笑)」

秘書 「(お約束大成功♪)」

・・・って、議員さんに失礼だろ!!

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【2】解説

これらの銅像は、大日本帝国憲法の公布50周年を記念して、昭和13年に建てられたものだそうです。

しかし、今後、偉大な政治家が出てきたとしても、第四の台座に鎮座することはないでしょう。
創業者の偉業をたたえた中に、継承者を仲間入りさせることは、難しいでしょうから。

それに、政治とは、永遠に未完の理想を追い求めるもの。
理想の政治家が出現したなどという事態になれば、それは、非常に危険なことではないでしょうか?

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【3】編集後記

私も、中学校の修学旅行で、地元選出の国会議員の秘書さんに、議事堂を案内してもらいました。

でも、このネタは使われなかったと思うけどな・・・
(ちなみに、野党議員だった)

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