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地方公務員拾遺物語 【第49号】
   〜ご飯を炊く人〜
                    2003/9/7

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このメルマガのコンセプトは、「地方公務員の世間話」。
これは、事実か虚偽か、フツーか特殊か。
すべて読者のご判断に委ねます。

■もくじ■
【1】ご飯を炊く人

【2】解説

【3】編集後記

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【1】ご飯を炊く人

時は1970年代後半。
学校給食に米飯給食が取り入れられはじめた時のこと・・・

児童A 「わーい。今日の給食はご飯だ!」
児童B 「ねぇ、先生。このご飯、給食室の先生が炊いてくれたの?」
先生 「いいえ。給食室には、そんな大きな炊飯器はなくてよ」
児童B 「んじゃあ、お米屋さん?」
児童A 「ちがうよー。お米屋さんは、生のお米を売ってるだけだよー。」
児童B 「それじゃあ、誰がこのご飯を炊いてくれたの」
先生 「・・・・・パン屋さん」
児童A&B 「・・・・・?」

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【2】解説

別に先生がウソをついているわけではない。
当時、多くのパン屋さんが、学校給食のご飯を炊いていたのである。

米飯給食の導入が決定された時、製パン業界から猛烈な反発があった。
この頃、第二次ベビーブームで生まれた子どもたちが小学校に満ちていた時代。
学校へ納品する食パンが減れば、その減収は計り知れない。

しかし当時、政府の倉庫には米があふれていた。

その結果、折衷案として、同時に、業務用炊飯器の購入までのつなぎとして、パン屋さんの釜でご飯を炊くというウルトラCが実現してしまった(おいおい)。

誰がこんなこと考えたのかは知らないけれど、教育現場も、利益集団とは無縁ではないんですよねぇ〜。

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【3】編集後記

学校給食・・・
ああ、牛乳と白ご飯のとりあわせ。

今ではごちそう。
クジラの大和煮、喰いてぇ〜。


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地方公務員拾遺物語 【第49号】 〜ご飯を炊く人〜
                    発行者:K.K.
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