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_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 地方公務員拾遺物語 【第32話】 〜駐車禁止〜 2003/5/11 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ このメルマガのコンセプトは、「地方公務員の雑談」。 これは、事実か虚偽か、フツーか特殊か。 すべて読者のご判断に委ねます。 ■もくじ■ 【１】駐車禁止 【２】解説 【３】編集後記 _______________________________________________________________________________ 【１】駐車禁止 駐車場のない商店街。 しかし、買い物客は車でやってくる・・・ 地元自治会は、手をこまねく警察に直談判した。 自治会 「・・・というわけで、〇〇地区の商店街の駐車違反は目に余ります。 子どもの事故の引き金にもなりかねませんので、自治会として駐車禁止の取り締まり強化を申し入れます」 警察 「わかりました。我々も、商店街に遠慮して、取り締まりが消去的だったことは否めません。自治会もそういっていただけるのなら、全面的に協力しましょう」 しかし、数日後・・・・・・ 自治会 「あのぉ・・・例の駐車禁止の取り締まり。しばらく中止してもらえませんか？」 警察 「どうしたんですか？」 自治会 「いや、違反切符切られた住民さんたちが、連日、自治会事務所におしかけまして・・・」 警察 「ああ、違反切符切られたのは、自治会が余計なことをしたせいだ・・・と」 自治会 「面目ない」 ______________________________________________________________________________ 【２】解説 この場合、本来的には規制することが正しいのだろう。 世論がどうであれ、法的に正しいことを行なうことが公僕だ。 もし、本当に事故が起きれば、「為さざる事は罪」として、警察が訴えられる可能性は十分にある（自治会が訴えられることは少ないだろう）。 しかし、その時、有罪・無罪に関わらず、警察は言うだろう。 「地元要望に配慮して」と。 そして、事故の慰謝料は税金から支払われる。 違反切符切られてクレーム出した人たちは、そのことに気づいているのだろうか・・・ ま、気持ちはわからないこともないけど・・・ ______________________________________________________________________________ 【３】編集後記 ゴールデンウィークも終わって、暖かくなってきました。 そろそろ農繁期。 田舎で多い、兼業公務員の方、ご苦労様です（笑）。 Copyright (C)K.K. 2003 All Rights Reserved. _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ■このメールマガジンは、下記のシステムによって配信されています。 まぐまぐ http://www.mag2.com/ ■このメールマガジンは、受信者個人の責任においてお楽しみ下さい。 当メールにより生じる損害等について責任は負いません。 もちろん、行政訴訟・損害賠償等の証拠になるものではありません。 ■このメールマガジンの内容の無断転載を禁止します。 地方公務員拾遺物語 【第32話】 〜駐車禁止〜 発行者：K.K. kk_mmg@yahoo.co.jp バックナンバーはこちら http://kkmmg.fc2web.com/ 登録・解除はこちらから http://www.mag2.com/m/0000098486.htm _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ |
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