since 2002/9/20



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地方公務員拾遺物語 【第3号】
   〜滞納徴収〜
                    2002/10/20

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このメルマガのコンセプトは、「地方公務員の雑談」。
脚色してても、一応ノンフィクション。
内容をどう解釈するかは、読者のご判断に委ねます。

■もくじ■
【1】滞納徴収

【2】解説

【3】編集後記

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【1】滞納徴収

職員A  「夜、税金を滞納してる人の家に取り立てに行くだろ。
      そしたら、電気 がついてないわけよ。
      耳をすますと、中からじーさんらしき声で、苦しげに咳き込んでる。
      こんなシチュエーションで、税金の取り立てなんて、できないぞ」
職員B 「なるほど。つい、見逃しちゃうわけですね」
職員A 「ああ。んで、別の家に取り立てに行くわけだ」
職員B 「本当は、区別しちゃいけないんですよね」
職員A  「まあな。でも、その家に高級ベンツでも止まっててみろ。
      必要以上に、気合入るぞ〜」
職員B 「……よく聞く話ですね……」

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【2】解説

徴税を担当する部署は、結構過酷である。

リストラされた一家の老亭主。
確かに、今の彼には納税能力がある。
しかし、彼にも老後がある。
大学進学を控えた娘もいる。
税を取り立てる職員にも、胸の痛みが残る。

高級車を乗り回す男。
無職。
何故、彼から税を取れない……

何度も家へ納税督促に行っても開き直る高齢の女性。
同居の家族は知らんふり……現代社会の縮図。

ただ、言えることは、税金滞納者は、二つに区別される。
確信犯と本当に払えない人だ。

後者の中で、少なくない数の人は、100%払えなくとも、少しずつでも払っていこうとする。
だから、取り立てる側は、妙な罪悪感を持ってしまう。

問題なのは、確信犯。
基本的に、取立ては、住人が家にいる可能性の高い夜に行く。
それで、払わせることができなかったら・・・・・・

収入−残業経費=赤字。

住民のみなさん。ごめんなさい。
(↑違うだろっ!!)

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【3】編集後記

地方公務員拾遺物語。
おかげさまで、第3号となりました。
毎週発行で、この3週間、少しづつ読者さんが増え、10月19日(土)の早朝現在、321人のみなさんに、読んでいただいてます。

どんな人たちに読んでもらってるんでしょう?
発行者にはわかりません。

だから、気を抜けません(笑)。
がんばるぞ〜。

追伸:
ご感想いただけるとうれしいです。
下記のURLかアドレスまで、よろしくです。

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地方公務員拾遺物語 【第3号】 〜滞納徴収〜
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