_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 地方公務員拾遺物語 【第220号】 〜はじめた理由〜 2006/12/10 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ■もくじ■ 【1】はじめた理由 【2】解説 【3】編集後記 _______________________________________________________________________________ 【1】はじめた理由 これは、長老議員と役所の若手職員の会話・・・ 職員A 「〇〇議員さんって、酒屋さんでしょ。やっぱり、昔からの家業なんですか?」 長老議員 「いいや。私が議員になった後にはじめたんだ」 職員A 「へぇ。また、どうして」 長老議員 「うん。最初の選挙で当選した時、親戚やら支持者やら、みんな一升瓶持ってお祝いにかけつけてくれたんだ」 職員A 「ええ」 長老議員 「そうしたら、家中一升瓶だらけになったあげくに、家の外まで一升瓶があふれてな」 職員A 「・・・はぁ」 長老議員 「んで、酒屋をはじめたら、きっと、誰も一升瓶を持ってこないだろう・・・と」 職員A 「万が一、持ってきても、売り物にすればいいかとか、考えてたんじゃないでしょうね」 長老議員 「実際に売った」 職員A 「・・・」 長老議員 「それはそれで、噂になって困ったけどな」 職員A 「・・・勝手にしてください」 ______________________________________________________________________________ 【2】解説 昔々、娯楽のない時代、選挙は一大娯楽イベントでした。 選挙事務所での会食はあたりまえ。 毎晩、お酒も出てました。 そのかわり、支持者は家から食べものや飲み物を持ち寄って、候補者を応援していました。 当選すれば、一升瓶を2・3本ヒモで束ねて、みんなでお祝いに。 そんな時代の話ですが・・・ いや、付き合いが広いと、一升瓶で家一軒、埋まっちゃうんですか(笑)。 ちなみに、この議員さん。 引退後も、商売人として、第二の人生を楽しんでいるようです。 ま、これくらいでないと、議員なんてできないのかもしれませんけどね。 ______________________________________________________________________________ 【3】編集後記 利き手の指先にこっぴどい怪我をしました。 あと、2・3号はメルマガのストックはありますが、マジ、まともにキーボードで原稿が書けません。 利き手でないほうの中指一本で、この後記を書いてますが、正直、苦痛。 4年半もやってきたので、休みたくはないけど・・・ 困った・・・ Copyright (C)KK 2002-2006 All Rights Reserved.
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