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_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 地方公務員拾遺物語 【第217号】 〜終電〜 2006/11/19 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ このメルマガのコンセプトは、「地方公務員の雑談」。 これは、事実か虚偽か、フツーか特殊か。 すべて読者のご判断に委ねます。 ■もくじ■ 【１】終電 【２】解説 【３】編集後記 _______________________________________________________________________________ 【１】終電 とある寒い冬。 これは、人もまばらな終電での会話・・・ 酔いの回ったサラリーマンが、愚痴をたれている。 乗客A 「・・・って、無茶言いやがるんだよ。例の顧客」 乗客Ｂ 「あー、弱みに付け込みやがってなー」 ・・・と、顧客の悪口で盛り上がっている。 そんな中、列車は駅で停車。 二人の前を通った乗客が、ボソリとつぶやいた。 乗客C 「・・・いいよな。顧客が限定されてて」 乗客A＆B 「？？？」 ______________________________________________________________________________ 【２】解説 なにげに、連続の電車シリーズ。 これ、私の目撃談なのですが、多分、乗客C氏は、公務員だと思います。 （役所の紙袋持ってたし） どんな理不尽な住民相手でも、絶対に、外では住民への愚痴はこぼせない。 愚痴ると、３６０度の人間を敵に回し、公務員批判に火を注ぐこととなります。 しかしまぁ、職場の愚痴を、公衆の面前でぶちぶち言うこと自体、誉められたものではありませんがね・・・ ______________________________________________________________________________ 【３】編集後記 若い頃、某・上級自治体に奉職していた一時期、私も遠距離通勤をしていました。 毎朝６時に家を出て、帰りは終電。 時には、深夜タクシーも利用。 帰り道、ノートパソコンを電車で広げ、翌日に備える。 いや、周囲の酔っ払いサラリーマンが、どれだけうらやましく見えたか・・・ そんな彼らが、公務員批判なんてしてた時には、もう、キーボードの打撃音が200％はアップしてましたね。はい（苦笑）。 Copyright (C)KK 2002-2006 All Rights Reserved.
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