_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 地方公務員拾遺物語 【第194号】 〜ワードプロセッサー(死語)〜 2006/6/11 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ このメルマガのコンセプトは、「地方公務員の雑談」。 これは、事実か虚偽か、フツーか特殊か。 すべて読者のご判断に委ねます。 ■もくじ■ 【1】ワードプロセッサー(死語) 【2】解説 【3】編集後記 _______________________________________________________________________________ 【1】ワードプロセッサー(死語) 【注意】 「ワープロ」と、聞いて、Wordや一太郎のような、パソコンソフトを想像された方は、編集後記からお読みください。 さて、本編・・・ それは、ノストラダムスの大予言が大外れした頃・・・ 総務課 「えー。なんとか予算も確保できました。長年、職員のみなさんから要望の高かったワープロを、全庁一斉配備します。これで、2人に1台はいきわたることになります」 職員 「おお〜!!」 しかし、知ってる者は知っていた・・・ 職員A 「ねぇ、Bさん。確か、ワープロって、全メーカー2000年中に開発・発売停止になるんですよね」 職員B 「ああ。確か、そういう噂を聞いた。パソコンとプリンターが普及した現在、ワープロの存在意義はないってな」 職員A 「今、こんだけ予算使っちゃったら、次、パソコンの購入なんて・・・」 職員B 「見てろ。俺たちがワープロ使えるようになって喜んでるうちに、日本全国、コンピューターネットワークでつながっちまうぜ」 職員A 「役所って・・・」 職員B 「その先は言うな」 ______________________________________________________________________________ 【2】解説 将来への見通しは大事です。 今、電気店でワープロを発見することは、不可能。 一般に、役所、特に、末端の市町村のパソコン化・ネットワーク化は、遅かったと言われています。 基本的にペーパーでの事務処理を基本とする末端の一般事務職には、当時、パソコンやネットワークの必要性は理解されなかったようですね。 Wordよりワープロ。 Exelより電卓。 旧式のオフコンなど、基幹システムさえあれば、機械処理はそれで十分だったのですが・・・ それにしても今回の例は、職員の意識が、かなり時代に遅れすぎていたように思えます。 大量購入されたワープロが、2年後・3年後、どうなっていったのかは、あまり考えたくはありません。 ______________________________________________________________________________ 【3】編集後記 ちなみに、今回「ワープロ」と表現しているものは、Wordや一太郎のような、パソコンソフトではありません。 書院、文豪、オアシスのような、いわゆる「画面で編集できるタイプライター」のことです。 参考リンク: http://e-words.jp/w/E383AFE383BCE38397E383ADE5B082E794A8E6A99F.html 若い人にはわからんネタかなー。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ■このメールマガジンは、下記のシステムによって配信されています。 まぐまぐ http://www.mag2.com/ ■このメールマガジンは、受信者個人の責任においてお楽しみ下さい。 当メールにより生じる損害等について責任は負いません。 もちろん、行政訴訟・損害賠償等の証拠になるものではありません。 ■このメールマガジンの内容の無断転載を禁止します。 地方公務員拾遺物語 【第194号】 〜ワードプロセッサー(死語)〜 発行者:KK http://kkmmg.fc2web.com/ kk_mmg@yahoo.co.jp 登録・解除はこちらから http://www.mag2.com/m/0000098486.htm Copyright (C)KK 2002-2006 All Rights Reserved.
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