_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 地方公務員拾遺物語 【第191号】 〜役所の指導【水道編】〜 2006/5/21 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ このメルマガのコンセプトは、「地方公務員の雑談」。 これは、事実か虚偽か、フツーか特殊か。 すべて読者のご判断に委ねます。 ■もくじ■ 【1】役所の指導【水道編】 【2】解説 【3】編集後記 _______________________________________________________________________________ 【1】役所の指導【水道編】 ここは住宅地。 昼下がり、一軒のお宅の門を叩く男性がいた。 彼は浄水機の悪徳セールスマン。 その首尾はいかに・・・ 男性 「こんにちは。水道局の依頼で点検に来ました」 奥様 「あら。暑いのにご苦労様」 男性 「では、ちょっと、検査用に水道水をいただきます」 (男は、コップに入った水道水に、無色透明の液体を一滴) 奥様 「あら?水の色が変わりましたわね」 男性 「いけませんね。水道管から有害物質が溶け出しています」 奥様 「どうしましょう?」 男性 「水道の配水システム上、どうしようもありません。浄水器を取り付けるしか・・・」 奥様 「あら、よかった。このお水、お風呂で汲んできましたの。飲み水はいつも、浄水器を通してますのよ」 男性 「・・・・・・(失敗かよ〜)」 ______________________________________________________________________________ 【2】解説 役所の業務を騙る訪問販売。 いつも、うまくいくとは限らないようです(笑)。 水道水に無色透明の薬品を入れ、水道水が変色させる。 そのような実演を見せて、水道水が汚染されていると言う。 このパターンは、塩素に反応する薬品が使用されるようです。 ちなみに、塩素は基本的にすべての水道水に混入されています。 反応して当然です。念のため。 あと、前にもメルマガで書きましたが、基本的に、役所が家庭訪問するセールスマンに、金銭の取り扱いを含む事業を依頼(もしくは指導)することはありません。 怪しいと思ったら、その場で役所に電話して確認しましょう。 ______________________________________________________________________________ 【3】編集後記 浄水器のセールスマンによっては、 「この水道水には塩素が入っているので危険です」 ・・・と、言う人もいるようですね。 塩素の使用については、トリハロメタン(一部に発ガン性の危険がある)生成との関係も含めて、いろいろ議論があるところです。 しかし、一方の現実として、塩素殺菌により、水道水の衛生が保たれていることは疑いのない事実です。 ですので、水道局は「どの家庭の蛇口でも、塩素が入っている状態」を、作っています。 つまり、塩素を検出できなかった水道水は、雑菌に汚染されている危険があるということでもあります。 Copyright (C)K.K. 2002-2006 All Rights Reserved.
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ■このメールマガジンは、下記のシステムによって配信されています。 まぐまぐ http://www.mag2.com/ ■このメールマガジンは、受信者個人の責任においてお楽しみ下さい。 当メールにより生じる損害等について責任は負いません。 もちろん、行政訴訟・損害賠償等の証拠になるものではありません。 ■このメールマガジンの内容の無断転載を禁止します。 地方公務員拾遺物語 【第191号】 〜役所の指導【水道編】〜 発行者:K.K. http://kkmmg.fc2web.com/ 登録・解除はこちらから http://www.mag2.com/m/0000098486.htm _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ |
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||