_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 地方公務員拾遺物語 【第175号】 〜ネットワークの盲点【防災編】〜 2006/1/29 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ■もくじ■ 【1】ネットワークの盲点【防災編】 【2】解説 【3】編集後記 _______________________________________________________________________________ 【1】ネットワークの盲点【防災編】 ある日、防災担当課に、デスクトップパソコンが搬入された。 職員A 「なんですか?このシステムは?」 職員B 「防災用の緊急ネットワークシステムだ。非常時に、上級官庁との通信手段として機能する」 職員A 「はぁ」 職員B 「かなり強固なネットワークらしい。通常のインターネットや行政専用回線が寸断されても、大丈夫だとよ」 職員A 「すごいですねぇ」 職員B 「ただ、致命的な欠点がある」 職員A 「???」 職員B 「ネットワークは無事でも、パソコンはデスクトップ。つまり、停電すると、パソコンが使えない。結局、使いもんにならない」 職員A 「ああ。そーいや、ウチの役所って、自家発電機のパワー不足が課題でしたね・・・」 ______________________________________________________________________________ 【2】解説 電気がなければ、何もできない。 今の時代を象徴するような話。 せめて、ノートパソコンなら、多少の動作は期待できるのですが・・・ あ、いや、モデムやルーターが動かないか(涙)。 なんか、設計思想が、根本的に抜けているような気が・・・(苦笑)。 ______________________________________________________________________________ 【3】編集後記 普通、役所には、緊急用の発電装置がありますので、最低限の電力は確保できます。 もちろん、電力は、人命を守るための医療機器に最優先で回されます。 パソコンなんぞ、二の次です。 はい。 Copyright (C)KK 2002-2006 All Rights Reserved.
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