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_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 地方公務員拾遺物語 【第144号】 〜学校の怪談【消防大学編】〜 2005/6/26 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ このメルマガのコンセプトは、「地方公務員の雑談」。 これは、事実か虚偽か、フツーか特殊か。 すべて読者のご判断に委ねます。 ■もくじ■ 【１】学校の怪談【消防大学編】 【２】解説 【３】編集後記 _______________________________________________________________________________ 【１】学校の怪談【消防大学編】 ここは消防大学。 全国から選抜された優秀な消防職員が集まり、教育訓練を受ける全寮制の施設です。 これは、真夏の夜の話・・・ 訓練生Ａ 「なぁ。訓練プールの話、知ってるか？」 訓練生Ｂ 「ああ、毎夜、叫び声が聞こえるって伝説だろ」 訓練生Ａ 「訓練中に事故死したヤツの幽霊が出るとか出ないとか・・・」 訓練生Ｂ 「おいおい。冗談はよせ・・・オレ、怖い話は苦手なんだ」 訓練生Ａ 「悪い悪い・・・」 その時、聞こえる、かすかな悲鳴。 訓練生Ａ 「・・・うそ？」 訓練生Ｂ 「マジで何か聞こえたぞ？」 その頃、訓練プールでは・・・ 訓練生Ｃ 「教官殿っ！自分はもうだめです！！」 教官 「馬鹿者っ！そんなことでどうするっ！！」 訓練生Ｃ 「もう、陸に揚げてください・・・」 教官 「ダメだっ！今日こそは25ｍを泳ぎ切るんだっ！！」 訓練生Ｃ 「自分は、一生、カナヅチでもかまいません・・・」 教官 「一般市民が溺れている時、貴様は指をくわえて見ているつもりかっ！そんなことはオレが許さんっ！！」 訓練生Ｃ 「教官殿ぉ・・・」 教官 「えーい、特訓中に泣き言をいうな〜！プールに戻れぇぇ〜！！」 訓練生Ｃ 「ぎやぁ〜・・・！」 ______________________________________________________________________________ 【２】解説 少し早いかとも思いましたが、あんまり暑いので、プールのお話です。 さて、どんな時にでも、真っ先に人を助けるべく行動を起こす。 それが名誉であり、自分の存在意義でもある。 それが消防職員。 しかし、そうであるためには、人には知られたくない苦労もあります・・・（涙） 消防大学校は、消防職員や消防団員に対し、幹部として必要な高度の教育訓練を行う教育機関です。 また、都道府県の消防学校に対し、技術的援助を行ったりもしています。 地方から送られてくる訓練生は、消防職員たちの中でも、特に頭脳明晰、身体壮健な優秀な若者たち。 卒業して、地方の消防本部に帰ると、エリートコースが待っています。 しかし・・・ どんな優秀な人間でも、ひとつやふたつの欠点はあります。 ま、本人にとっては、大変なことなんでしょうが・・・（苦笑）。 ______________________________________________________________________________ 【３】編集後記 ちなみに、この訓練生Ｃ氏。 毎夜の特訓の結果、夏が終わる頃には、しっかり泳げるようになったそうです。 おめでとう。 Copyright (C)KK 2002-2005 All Rights Reserved.
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