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_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 地方公務員拾遺物語 【第13号】 〜仕事納めの陥穽〜 2002/12/29 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ このメルマガのコンセプトは、「地方公務員の雑談」。 これは、事実か虚偽か、フツーか特殊か。 すべて読者のご判断に委ねます。 ■もくじ■ 【１】仕事納めの陥穽 【２】解説 【３】編集後記 _______________________________________________________________________________ 【１】仕事納めの陥穽 職員Ａ 「今年も、一年終わっちゃいましたねぇ」 職員B 「ああ。また、仕事は来年だな」 庁舎管理担当 「・・・と、いうことで、４月に発表しましたとおり、年末年始の宿直はBさん、Cさん、Dさん・・・・・・よろしくお願いします」 職員B 「忘れてた・・・・・・って、正月出勤かい！！」 職員A 「・・・・・・ご愁傷様。忘れてたんですか」 職員B 「しまった。俺、明日から田舎に帰る予定なんだ・・・・・・ そーいうことで、おまえ、代ってくれ」 職員A 「・・・・・・嫌です」 ______________________________________________________________________________ 【２】解説 大きな役所は、よく知らないが、小さな役所の場合、休日の住民対応に職員が交代で出勤する。 大体、あらかじめ発表されて、 日直→次の日直→そのまた次・・・・と、申し送りされる。 しかし、年末年始や、ゴールデンウィークなど、休日が、連続する時は、申し送りが追いつかず、 休日の朝、突然、役所から、 「おまえ、日直だろ！早く出勤しろっつ！！」 ・・・・・・と、怒りの呼出電話に右往左往する人間が、必ずでてくる。 そのため、長期の休みの前には、庁舎管理の担当が、その時の日直に一声かけに回る。 しかし、たいていの場合、時すでに遅く、みんな、連休の予定を入れてしまっている。 そして、連休直前に自分が日直であることを思い起こした時、彼らの脳裏になにがよぎるのか？ 家族へのいいわけ？ 予定のキャンセル？ 基本は、やっぱり、誰かに押し付けることかな（笑）。 ちなみに、私は、缶ジュース１本で休日日直を請け負ったことがあります（おいおい）。 ま、今年のお正月、元旦の朝から、役所に呼び出される人がいないことを、心からお祈りします。 ______________________________________________________________________________ 【３】編集後記 ９月に創刊したこのメルマガ。 当初は、250部ほどの発行部数でしたが、現在、1800部以上を配信しています。 読者のみなさま、ありがとうございます。 良いお年を。 そして、来年もまた、よろしく。 Copyright (C)KK 2002 All Rights Reserved.
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