since 2002/9/20



_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

地方公務員拾遺物語 【第104号】
   〜栗の実〜
                    2004/9/23

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

このメルマガのコンセプトは、「地方公務員の雑談」。
これは、フツーかそれとも特殊か。
どう解釈するかは、すべて読者のご判断に委ねます。

■もくじ■
【1】栗の実

【2】解説

【3】編集後記

_______________________________________________________________________________

【1】栗の実

秋。ハイキングの季節。
とあるハイキングコースで、ハイカーと地元の農家が口論中。
おっとり刀でかけつけた警察官。
まずは、事情聴取。

警官 「一体、何がどうしたんですか?」
農家 「コイツが栗畑の栗を勝手に持ち帰ろうとしたんです」
警官 「本当ですか?」
ハイカー 「落ちてるモノ(栗の実)を持って帰って、何が悪いんだよ!!」
警官 「・・・・・・」

______________________________________________________________________________

【2】解説

確認するのもなんですが、栗の実は、ある程度熟して、木から落ちた状態でないと、食べられません。
はい。念のため。

山の幸は誰のものでしょうか。

「山林」=「自然」と、勘違いしている人は多いようです。
しかし、現実には、そこに所有者がいて、肥料をやったり草を刈ったりして、管理しているからこそ、山の恵みが得られるのです。

このハイカーも、そのあたりを勘違いしていたようですが・・・
落ちてるからって・・・畑の中でしょ!(笑)
ま、そういう理屈もあるのかな。

何にしても、人間は、自然の中でも、社会のルールの中から逃げ出すことはできません。

ちなみに、 日本国内には、所有者のいない土地はありません。
明治6年だか7年の太政官布告と民法の239条で、
「所有者のいない土地は国有地」
・・・・・・ということになっています。

ちなみに、薪(たきぎ)が燃料の主役であった頃は、国有林に立ち入っただけで、窃盗(未遂)罪に問われるといった事件は、かなり多かったようです。

最近では、国有林も私有地も、荒れ山(管理されていない山)が多くなり、勝手に山に入っても、とがめられることは少なくなりましたが・・・・・・

それはそれで寂しいかも。

______________________________________________________________________________

【3】編集後記

先日、怪傑赤まむしさんと名乗る方からご自分のHPへのメルマガの転載依頼のメールをいただきました。
とりあえず「適当に引用して、煮るなり焼くなり…」と、ご返事差し上げたら、律儀な方なのか、ほとんどメルマガ紹介状態。

この場をお借りして、お礼申し上げます。

http://www3.synapse.ne.jp/a-kazuopage/
(↑ブロードバンド推奨かな?)


_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■このメールマガジンは、下記のシステムによって配信されています。
 まぐまぐ http://www.mag2.com/
■このメールマガジンは、受信者個人の責任においてお楽しみ下さい。
 当メールにより生じる損害等について責任は負いません。
 もちろん、行政訴訟・損害賠償等の証拠になるものではありません。
■このメールマガジンの内容の無断転載を禁止します。

地方公務員拾遺物語 【第104号】 〜栗の実〜
                    発行者:K.K.
                     http://kkmmg.fc2web.com/
                     kk_mmg@yahoo.co.jp

Copyright (C)KK 2002-2004 All Rights Reserved.
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/




Copyright (C)KK 2002 All Rights Reserved.


SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送