_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 地方公務員拾遺物語 【第104号】 〜栗の実〜 2004/9/23 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ このメルマガのコンセプトは、「地方公務員の雑談」。 これは、フツーかそれとも特殊か。 どう解釈するかは、すべて読者のご判断に委ねます。 ■もくじ■ 【1】栗の実 【2】解説 【3】編集後記 _______________________________________________________________________________ 【1】栗の実 秋。ハイキングの季節。 とあるハイキングコースで、ハイカーと地元の農家が口論中。 おっとり刀でかけつけた警察官。 まずは、事情聴取。 警官 「一体、何がどうしたんですか?」 農家 「コイツが栗畑の栗を勝手に持ち帰ろうとしたんです」 警官 「本当ですか?」 ハイカー 「落ちてるモノ(栗の実)を持って帰って、何が悪いんだよ!!」 警官 「・・・・・・」 ______________________________________________________________________________ 【2】解説 確認するのもなんですが、栗の実は、ある程度熟して、木から落ちた状態でないと、食べられません。 はい。念のため。 山の幸は誰のものでしょうか。 「山林」=「自然」と、勘違いしている人は多いようです。 しかし、現実には、そこに所有者がいて、肥料をやったり草を刈ったりして、管理しているからこそ、山の恵みが得られるのです。 このハイカーも、そのあたりを勘違いしていたようですが・・・ 落ちてるからって・・・畑の中でしょ!(笑) ま、そういう理屈もあるのかな。 何にしても、人間は、自然の中でも、社会のルールの中から逃げ出すことはできません。 ちなみに、 日本国内には、所有者のいない土地はありません。 明治6年だか7年の太政官布告と民法の239条で、 「所有者のいない土地は国有地」 ・・・・・・ということになっています。 ちなみに、薪(たきぎ)が燃料の主役であった頃は、国有林に立ち入っただけで、窃盗(未遂)罪に問われるといった事件は、かなり多かったようです。 最近では、国有林も私有地も、荒れ山(管理されていない山)が多くなり、勝手に山に入っても、とがめられることは少なくなりましたが・・・・・・ それはそれで寂しいかも。 ______________________________________________________________________________ 【3】編集後記 先日、怪傑赤まむしさんと名乗る方からご自分のHPへのメルマガの転載依頼のメールをいただきました。 とりあえず「適当に引用して、煮るなり焼くなり…」と、ご返事差し上げたら、律儀な方なのか、ほとんどメルマガ紹介状態。 この場をお借りして、お礼申し上げます。 http://www3.synapse.ne.jp/a-kazuopage/ (↑ブロードバンド推奨かな?) _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ■このメールマガジンは、下記のシステムによって配信されています。 まぐまぐ http://www.mag2.com/ ■このメールマガジンは、受信者個人の責任においてお楽しみ下さい。 当メールにより生じる損害等について責任は負いません。 もちろん、行政訴訟・損害賠償等の証拠になるものではありません。 ■このメールマガジンの内容の無断転載を禁止します。 地方公務員拾遺物語 【第104号】 〜栗の実〜 発行者:K.K. http://kkmmg.fc2web.com/ kk_mmg@yahoo.co.jp Copyright (C)KK 2002-2004 All Rights Reserved.
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